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松本 純一郎; 田村 務; 桜井 淳
Journal of the Physical Society of Japan, 44(4), p.1062 - 1069, 1978/04
被引用回数:12Cdを原研リニアックで照射し、その(、p)反応から5.3時間のAgを作り、その、崩壊をシングル、-同時計数、-e同時計数測定などから精密に調べた。全部で37本の線から、15本の励起状態が観測された。特に注目すべき結果として、我々の弱い線まで含めた非常に精密な測定の結果、低い11/2、9/2、7/2、3/2などの間の線の崩壊の順序が今まで全く逆であったことが解った。その結果は今までの9/2、7/2が消えて、新たに低いほうから11/2、7/2、9/2、5/2、3/2の順序で負パリティ状態が並んでいることが明らかになった。この結果はこの辺の核に対する3粒子模型による説明と矛盾し、僅かにフットボール状に変形した芯と、h11/2粒子の相互作用で説明するという理論の予測に近い。Cd,Cd,Cd,Cdのこういった低い状態のシスレマティッスを示し、その議論を行っている。